落語の大会って何?美味しいの?
こんにちは!一橋大学落語研究会4年生の潮家いさな(うしおや いさな)と申します!🐳
今回のトピックはズバリ「全国大会」についてです!
え??落語に全国大会なんてあるのかって??
わかります。私もWEB面接で何度
「え、た、全国大会って概念があるの?何するの?」
と聞かれたかわかりません。
私も1生のときになにをどうしたら大会になるのかわかりませんでした。
ということで、このブログにて
①落語の大会って何をするの?
②大会の規模はどれぐらいなの?
③一橋大学落語研究会の実績は?
の3点を解説したいと思います!!
①落語の大会って何するの?
最も有名な全国大会である『策伝大賞(さくでんたいしょう)』についてご紹介します!
一言で表すと「落研版M-1グランプリ」です。
ビデオ予選を突破した、全国各地の大学生が落語発祥の地、岐阜県に集結します。
落研に入ると年2くらいで岐阜に行くので岐阜に詳しくなれます。
そこで1日かけて全員が、練習に練習を重ねた
「わずか6分の落語」
を披露します。
通常落語は20分ほどの持ち時間でやることが多いので、6分で観客を引き込み大爆笑を巻き起こすのは至難の業です。
わずか6分ですが、その6分に込められた時間は無限大です。
審査員の方が「技術」「面白さ」など項目ごとに点数をつけていきます。
普段は緊張しない私も、心臓が落ち着いてくれません。
「一橋大学落語研究会、一橋亭花子さん」みたいにプロのアナウンサーの紹介が入り、いざ高座へ。あとは無我夢中に落語をして、一瞬で終わります。
1日を通して予選が行われ、夜の8時ごろに決勝進出者が発表されます。
後ほど規模に詳しく言及しますがビデオ審査を勝ち抜いた300人の学生の中から8人が決勝に進みます。
非常に狭き門。
ここで決勝に上がった人の中からプロも排出されています。
1人1人名前が呼ばれる。高座とは裏腹に長く感じる時間。
若き2年生、脂ののった3年生、やっと切符を手にした4年生、留年した5年生。
8名が発表されると、長かった予選が終了です。
2日目には決勝が行われます。
ちなみに、1日目の夜には全国の落研部員による大規模な飲み会が行われます。
予選の出来や、自分の好きな落語について夜通し語り合う夜です。
個人的には、大会一番の醍醐味だなって感じています。
②大会の規模ってどれくらいなの?
さて、この『策伝大賞』、とてつもない規模の大会なんです。
決勝とともにご紹介します!
ホールが広い!!!!!
なんと1500人規模のホールが満員になります。
そして審査員には桂文枝師匠、立川志の輔師匠、岐阜市長、大河ドラマ俳優など豪華な面々……!!
全国から出場している学生はビデオ審査を勝ち抜いた300人!!!!!
そして昨日決勝に上がった8人が落語を披露、緊張と爆笑が駆け抜けます!!
セットも凄い!
決勝が終わった後は、優勝者に『策伝大賞』が授与されます。
そしてなんと!!この大会の様子はNHKで放送されます!!
岐阜ニュースの速報にも流れちゃいます。
出場した学生全員での集合写真!
こうして大会が幕を閉じます。
③一橋大学落語研究会の実績は?
一橋大学落語研究会は2014年に発足した、ぴちぴちのサークルですが、なんと
2019年、2020年の2年連続で決勝進出者を排出しております!!!!!
2019年は準優勝をした部員がいました。
フレッシュサークルながら、楽しく本気で皆練習しております!
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